andante

2013-01-12

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昨日のことから書き始めます

昨日の精神状態は過去最悪と呼べるものでした一昨日夜十時頃就寝昨日午前一時活動開始輪講予稿の作成図の挿入調整とキャプション
その途中で精神に破綻をきたしたのでした思考が手につかなくなって一文字たりとも書き進めることができないような感覚になりました

あることがらに関連する思考が一歩も進めなくなる感覚は催眠術を掛けられようとしているときにすこし似ていると思いましたあなたは握った拳を開くことができなくなりますと言われても開けるのだ開こうと思いさえすれば開けるのだただいま開こうとしないからそうしないのだ開こうとしないだけなのだそういうような思考が駆け巡る感覚書けるのだ書こうとしないだけで考えを集中させることもできるのだそうしないだけでほんとうは僕はただもうあきらめてしまいたいだけなのだろうというような

そこから先はあまり記憶がはっきりしませんただ予稿を書いてスライドを修正して発表をしなくては留年してしまうので僕はついに留年してしまうのだろうかと思いましただけどそれを研究室のボスに伝えるのが怖くてだったらもういきなり死んでしまうしかないと思っていましたこの時点ではもう発表はできないしとにかく一旦挫折するほかないと考えていました死ぬかメールを書くかの二択を迫られて首つりの方法を検索したりしました
そうこうしているうちにすこしだけ気分がおだやかになってああ僕にはとても無理だだけど僕は死にたくないとにかくいまこの瞬間僕は逃げてしまおうそれはきっと正しい選択ではないいろいろなひとにそう指摘されるだろうし僕自身も後悔するだろうそれでもいまこの瞬間逃げてしまわなくては僕はもう死んでしまうしかない死にたくないというようなことを思いましたそれで留年をしようと考えて準ボスにメールを書きはじめましたfにskypeで相談したりもしましたそうこうしているうちに研究室の同期が心配して訪ねてきて僕はその頃ついに自分で自分の人生に落伍者の烙印を押そうとするところだったので悲しみのあまり心の底から泣いていました人前に出られるような状態ではなかったので構わないでくれとメールをしたのですが彼らは発表の準備を手伝ってくれると申し出てくれて僕は最初にはそういう問題ではないのだといまこの瞬間ただ逃げることしか生きる道はないと思い込んでいるのだとそう言ったのですが彼らはずっとそこにいて結局彼らに手伝ってもらうことにしましたとにかくお前は寝ろと言われてすこしねむりました
数時間のあいだ断続的に寝ていると準ボスが部屋にいました(これはほんとうにびっくりした)なにやらすこし話したりしましたがあまりおぼえていませんとにかく発表のことが解決したら一度保健センタなどで相談をするほうがよいだろうと言われました僕もそのときはそのように考えていて(深夜の作業中精神が破綻しつつある段階でそう確信しました僕はいくつかの問題点に対策を持たないといつか同じやりかたで今度こそ死んでしまうと思いました)そうしますと言いました
それから同期の二人と深夜まで作業をしましたスライドの図の見せ方や構成については彼らが意見を出してくれてほんとうに助かったこんなことならもっと早くに助けを求めるべきだったのかもしれない(と思いつつ彼らがこんなにも気前よく助けてくれたのは僕がほんとうに深刻な事態にあったからではないのかともすこし思います)もっとも別に助け云々というのを抜きにしても複数人でこういう作業をするのはすこし楽しいし(文化祭の前みたいだ(僕の高校は文化祭前に居残りを禁止していたけれど))よいアイデアが得られるようにも思ったこんどまた誰かが発表するときにもこんな風に相談しながらやったらよいものが作れるのではと話したりした
早朝に二時間ほどねむってそれから発表練習をしましたそのくらいやると言い回しの細部は毎回アドリブで不安でもとにかく話すべき内容は記憶に残るので構成自体は安定して話すことができるようでした(スライドの構成もよくできていたのだと思いますが)

発表の前大学にゆく途中にボスに遭遇しました(偶然会ったというわけではなく目的地と集合時間が同じだったので当然ではあります)準ボスから連絡が行っていたようですこし声を掛けられたりしました昨日の準ボスといいそんな風に心配してもらえるのはすこしだけ予想外でよくわからないすこしだけポジティヴな感情を覚えました(けれども心配されることそれ自体はありがたくても人間というのは無限に心配することはできないわけで僕はいつかこのひとのキャパシティを越えてしまうかもしれないと思うとすこし苦しい気持ちになります)
発表自体は(例によってあまり記憶がないのですが)きちんとできたようです時間がすこし短いことが懸念されていましたが僕の前の発表者も同じくらい短かったこともあってさほど問題視されず質疑応答の受け答えもあまりうまくはできなかったのですけどまあそこは僕はどうでもいいですとにかくこれで懸念が消滅したのだ

終わったあとにボスから保健センタでの受診を勧められてというか僕もそのつもりだったのだけどアポイントをすでにとっておいてくれたというのでそれにゆきました

話の内容は初回だったのでそれほど深刻な話題ではなく(ああでも事象Σの話をすこししました)とにかく今回の精神的危機について今後類似した状態になることは確実でありそのための対策を考えたいとかそういう話とか希死念慮に関する質問とか大雑把に即座にヤバい種類のものを抱えているといった感じではないと思ったとのこと安心するやらさびしいやらです(なぜさびしいのかについては読者への演習問題とします)
これから何度かかけて僕の精神構造の全容を明らかにするという予定ですと言って次回の予約をもらった次回は水曜日の午後
あと身体的な不調が精神に反映されている可能性があるのでということで血液検査を受けました僕自身ずっと具合悪いと思っているので十分に有り得ると思います(もともとあまり健全な性格ではないとは思っていますが)
自分の精神状態に関する認識について話していたら非常に自己分析がしっかりしていると言われてそのときはすこしうれしかったのだけどでもそれは欺瞞で塗りつぶす操作と区別はむつかしいよなと思いましたあまりそういうことをしないほうがよいのかもしれません
記述することで優越感とか幸福とかはわりと解体されてしまって価値を減らしてしまうのですがなぜか同様のことを劣等感や絶望に適用してもそのつらさはあまり変化しないように思います要するに僕は僕を不幸にする操作がしたいだけなのでは

診察の終わったあとは研究室に戻りましたとても眠かったけれどもレポートを書かなければならなかったけれどもとても眠かったので昼寝をしましたレポートは結局深夜まで掛かりました


Twitterでひどく取り乱してしまったのはまああんまりよくないよねみたいなみなさまお騒がせしましたいろいろと声を掛けてくださったみなさまそうしなかったけれども見守っていてくださったみなさまありがとうございます


今夜はいろいろとものを買います本とか衣類を入れる引き出しとかあと3DSを買ってどうぶつの森で遊んでやろうかとか(誘われた)
明日は夕方から研究室の同期と鍋をしますそれと研究室の掃除をやるのだってさ(いい子ぶっちゃってー)