0328
ようやく、ごめんね、と、言える場所にたどり着いたような気がします。とてもかなしい。
昔使っていたケータイは、何らかの理由でメールの本文が受信できないときは「<本文未受信>」と表示して追加の受信のための操作を促す、みたいな動作だった(そしてそれは多くの友人のものに共通していた)ので、「<本文未受信>」という本文のメールを送る悪戯をしたことがあるのだけど、これはクラッキングの可能な限り単純なかたちなのではないかと思う。「<本文未受信>」という(受信した人間に対する)制御文字列がきちんとエスケープされないことを突いて、ほんとうは存在しない本文を受信しようとさせている。
だからどうしたのかね(微笑)。
僕がMarchとMayを取り違えがちなのは、Marchが3月なのに5文字で、Mayが5月だのに3文字だからだと思うのだけど、だからといって先日の失態が正当化されるわけではなくてですね。
「純粋に時間次元だけで構成された新質料」って言葉、たぶん僕のこれまでの人生に一番大きな影響をもたらしたものだと思う。そんなものが書けてしまう、という可能性を、僕はそれまで十五年も言葉を使ってきて一度も考えたことがなかった(もちろん、無自覚にそういうことをやっていたことはあるだろう)。
ってことを昨日急に思い出した。
急に思い出すことってなんなんでしょうね。
嘘をつくのが下手だからやらないでいることは、正直であることとは別だと思うのだけど、なにが違うのかはよくわからないし、結局僕の気の持ちようでしかないような気がする。その区別は超越的である、という表現がちょうどいいのだろうか。
ぜんぜん日記をしていないことに気づいたので書こう。冬学期にやっていた実験の引き継ぎをやることになっていたのだけど、寝坊したうえに、持って行こうとしていたプログラムのドキュメントを書いたりしていて(なぜ昨夜書かなかったのか)二十分遅刻。ついでに新しくなったレーザをすこし見せてもらったけどめちゃくちゃ強度上がってて笑えます。僕らは実験の時間の大半をピークを見いだすのに費やしたというのに、ずるいや(ぶうぶう)。生まれるのが一年早かったと思わずにはいられません。
そのあとバイト。僕は問題を認識に浸透させるのが遅すぎる気がするなあと思いました(いったん浸透してしまえばあとは積み木を手で動かすように問題が解決してゆくのだという風には思うのですが)。あとやる気が三分しか持ちません。バイトだから大目に見られている感じはあります。社会こわい。
やるきでないー今日は数学するかー
簡単な命題でも自分で示せるとうれしいし、自分の証明に自分で欠陥を見つけて自分で修正できるとやっぱりうれしい。
トキワのもりくらいの数学力で楽しんでる感じなので数学的短パン小僧を名乗る。