0811
ぐんにゃり。
自分の存在がどんどん不愉快なものになってゆく、ような気がして、誰にもやさしくしてもらえないような気がして、どんどんと無理を言っているような気がして、傷つけているような気がして、消耗させている気がして、きっと酷くいらいらさせていて、そう知っていてそのような振る舞いを止められない僕なんか存在しなければよかったのにといくら思ったところで誰一人救われはせず僕は僕を変えられない。滅びよこのゴミクズが。お前には無理だ。
そんなことはないのだよとなだめる声をそのやさしい指先を僕はすこしずつ傷つけ磨り減らせてゆくのだ。そんなことは、ただの一度も望んではいないのだ。信じておくれ、どうか。
勉強したくありません。もう試験なんて嫌です。なにもしたくない。なにもできない。みっともない。なさけない。最初からいなければよかったのに
なぜ僕はここにいるのか。