andante

2010-09-07

九月七日ですけど!

応用数学XCなんて無かったんや

演習IIIの発表はまあつつがなくこれでとりあえず留年の可能性はなくなりました

ところで実験物理学のレポートを書く気になれないのですが明日も明後日もバイトとか詰んでるのではないでしょうかけどもうやる気でない…


空いた時間に教務課に行って自動車免許の合宿があるから九月三十日の実験説明会に出られないのだけどと指示を仰ぎました冬学期の実験は四つあってうち一つが選択制になっているのですがそれをその日に決定するので休むとけっこう不味いとのことでしたべつに四つのうちの一つくらい内容的にはどうだっていいのですが一応希望は聞いておいてくれるというのでちょっと資料に目を通して書いてきましたじゃんけんとかになるとたぶん外される相転移実験とか低温実験とか楽しそうなんだけど人気らしいからなー


そういえば運転免許取得のためには住民票を入手しなければならないらしい市役所に行ってホイみたいにはゆかぬようだそんなことを言ったっておじさん僕には定額小為替を買いに行く時間なんかないんだよ郵便局がやってる時間に暇なおじさんと一緒にしないでよ

というか住民票はこっちに移した方がいいのだろうなもはや実家に戻ることはあるまい


さてやる気が出ません論文を読まないと結局三つあるうちの一個目にしようかなと思いますただ実験器具の説明が意味不明なのでなんとかするべき


河童読了よくわからない

覚え書きIII

内容はない


森の中で見上げた青い空部分的に木によって遮られている黒い鳥が飛んでいるそれが黒く見えるのは日光を遮っているからだと気づく


桜の森の満開の下読了なるほど桜というものはどこか


重力のない世界では落ちるという言葉は存在しないただ物体は測地線に沿ってすべってゆくのみである


雪が降り積もるさくさくと靴が踏み固めるさくさくしゃくしゃくじゃくじゃくあの子はどこから来たのだろうあの子はどこへゆくのだろう完全に均一な風景視界に特殊なものはこの子しかいないこの子との相対的な距離だけが自分の位置を確認する手立てだだから僕はついてゆく始まりも終わりもないあの子はなにを思っているのだろう僕はなにを思っているのだろう始まりも終わりもない完全に均一な風景の中をいつまでも


激しいノックの音扉を開くとそこには赤いスカートの少女状況を説明している時間はないのとにかく今すぐ私についてきてそれから五百年の時が経ちわたしは今日も暖炉の前で祈りを捧げるのだ


重油重油重油になっちゃいなーああーああー♪
重油重油重油になっちゃいなーああーああー♪


もしも雨が上から下に降るのではなく空中に静止しているのだとしたら雨の中を走ることも歩くことも濡れ方において相違はない身体が空中を掃く体積は等しいからであるしかし実際には雨は落ちてくるので上から見た表面積分だけ差が生まれる


宇宙の真空を貫く一条の光線それを伝えるものは電磁場と呼ばれる構造である目に見えないものが目に見えるものを伝えてゆくそもそも目に見えるとは何かそこに捉えられるとはどういうことか五百光年の彼方で君は望遠鏡を覗き込んでいる


いつか君はこの部屋を訪れてそうしてこの日記を読むだろう(ああそしていまこれを読んでいる人物こそが君かもしれない)三の小さな風景とともに思い出すだろうそれがなんなのか現時点では誰にも判っていないけれども心配する必要はないすべてはそのように用意されている君はそれを思い出した瞬間からそれが何だったのかなぜ思い出されなければならなかったのかを理解するだろうそのときに必要なものはすべてこの部屋に見いだされるであろうすべてはそのように用意されているそのように制限されている


全長五光年の望遠鏡そのレンズ